オススメの読書メモです。
僕が参考になると思った事や、メモしておきたいことを書き記しておきます。
記事内容は、あくまで独自の所感も交えてのメモや感想になっているので、悪しからず。
学んだことをササッと自分なりに振り返れるように、記録しておきます。
【読書メモ・感想レビュー】マーケットの魔術師 エッセンシャル版–投資で勝つ23の教え
実際に書籍を読んで、参考になった部分を抜粋しながら感想やメモを書き加えておきます。
FXトレードの資金管理と優位性を保つ重要性に関して
資金管理だけでは不十分で、優位性が必要だ。
優位性があるのは、あなたが確固とした方法を持っているときである。マーケットの魔術師 エッセンシャル版–投資で勝つ23の教え 第4章より
資金管理と並行して、常に自分に優位性があるトレードをすること。
⇒期待値があり、理論的に説明できるような優位性ということがポイント
つまり、自分の中での期待値があるの優位性のタスクを定めることが重要
トレードには2種類の行為がある
①優位性を保つための事前準備
②実際にトレードをする行為
優位性を保つための準備を怠ることによって、成果にバラつきが生まれるが、
考えるべくは勝ち負けではなく『トレードに優位性があったかを確認すること』が重要。
トレードですべてがうまくいかないときの2つの対処法
負けが続いたときの最良の解決法は、さらに頑張ることではなく、それとは正反対に取引をやめることだ。
マーケットの魔術師 エッセンシャル版–投資で勝つ23の教え 第7章より
ルール①取引サイズの縮小すること
ルール②取引自体をやめること
有名トレーダーの多くはこの2つのルールをルーチンで行っている。
『負けが込むのであれば取引サイズを縮小する、もしくは取引を停止する』
これを行うことの目的は、損失を減らすこと。
損失を取り戻すために、普通は無茶をしがちになるところを勝つトレーダーは真逆の事を行っている。
×損失を取り戻したい⇒大きくロットを張って取り戻す
○損失を取り戻したい⇒取引をやめてトレードを見直す、ロットを落とす
これを徹底して行うことによって、自分が調子の良い時に損失を取り戻せるようにする。
なかなか理解し難がったが、調子の悪い時に無理をしても良い結果はあらわれないということを考えれば、非常に合理的だと思った。
逆に、全てがうまくいっている時も同様の事をする。
メモ・ストップ注文の付け方
自分の考えが間違っていたと思えるレベルに、ストップ注文を入れること。
近い、遠いで決めるのではなく、自分のプランの前提が間違っていたと考えるラインでストップ注文(ロスカットライン)を入れること。当然、資金管理を考えて入れること。
自分がよくわからないものは見送る
事前準備を行ったうえでも、『よくわからない動きだな』と感じることがあれば、そのトレードは見送るべき。
『今しかない』と思うような状況に陥りがちなときこそ、見送る。
確かにそう言われれば当然のことですが、『よくわからない』という動きの中に期待値が落ちているわけがないですもんね。
バフェットさんがとてもわかりやすい言葉を残しているので、焦ってトレードしてしまいそうになった際はこの言葉で心を落ち着かせようとする。
ウォール・ストリートには、見逃しの三振はない。
ウォーレン・バフェット
つまり、何度でも見送っても良いという良い例えだなと思います。
感想・まとめ
自分自身が読んでいて、ためになるなと思った内容の一部を書き記していますが、他にも著名な投資家の考え方やトレードへの姿勢がたくさん書いてある本です。
エッセンシャル版なので非常に気軽に読めますし、参考になる内容が多いのでおすすめです。