FX関連の書籍やメディア・ニュース等を見ていると、『インカムゲイン・キャピタルゲイン』という言葉が結構頻繁に出てきます。
ネットで検索するだけでも意味は出てくるのですが、当サイトで、FXトレーダーにできるだけわかりやすいように『インカムゲイン・キャピタルゲインとその違い』を解説してみました!
FXのインカムゲイン・キャピタルゲインとは?違いや意味を解説
実際にインカムゲインとキャピタルロスの意味を解説していくわけではなく、
・双方にはどういった違いがあるのか?
・実際にこれらを活用していく方法はどんなものがあるのか?
など、調べてみました。
FXのインカムゲインとは?
インカムゲインとは、利子や配当などで得る利益のことを言います。
FXでのインカムゲインとして使われているのは、スワップポイントと呼ばれる通貨ペアの金利差が高い通貨ペアを所有して得る利益のことです。
FXが国内でメジャーになり始めたころに、このスワップポイント(金利)が高い通貨ペアの保有が日本国内でメジャーになりました。
金利の高い通貨
・オーストラリアドル
・ニュージーランドドル
・トルコリラ
・アフリカランド
・ブラジルレアル
上記の通貨は金利が高くスワップポイント狙いで保有をする方もいます。
国内の証券会社でも、これらのスワップポイント狙いを推していますね。
ちなみに、銀行の外貨預金も同じような扱いになります。
注意点として、後述で解説するキャピタルロスも考慮していかないと、
スワップポイント発生-キャピタルロス発生=元本割れで損をする
というリスクもあるので、しっかりこのことを考慮した上でインカムゲインを狙っていかないといけません。
FXのキャピタルゲイン(キャピタルロスとは)
FXのキャピタルゲインとは、為替売買の価格変動で得た差益のことを言います。
難しく考える必要はなく、売買時の変動差益=FXのトレードということですね。
逆にキャピタルロスは、為替売買で損失が出た場合の事を意味します。
FXは、インカムゲインよりもキャピタルゲインが主な目的としている方の割合が圧倒的です。
まとめ・実際にどう使っていくと良いのかを解説
FXトレードをする場合は、
・インカムゲイン(スワップポイント)
・キャピタルゲイン(為替の売買益)
が存在する、と知っておくだけでもニュースた書籍がスラスラ読めるかなと思います。
実際にFXトレードでインカムゲイン目的でのトレード(スワップ狙い)をする方も中にはいますが、
短期売買の場合は損益のほとんどがキャピタルゲイン・キャピタルロスによるものになるので、そこまで気にする必要はないかなと思います。
主な目的はキャピタルゲイン(売買損益)、サブ的な扱いはインカムゲイン(スワップ)といった感覚を持っていれば、トレードを行う上では支障がないです。
株式保有等の場合は、この主な目的が売買損益が目的ではなく、配当目的の場合で株式保有する人も多いです。
投資の種類によって、キャピタルゲインが主な目的なのか、インカムゲインが主な目的なのかも変わってきます。