FXのチャートパターンをいくつか紹介していきます。
トレンドの反転や継続の参考になるチャートパターンをそれぞれまとめてみました。
テクニカルトレード時に知識として入れておくと、結構役に立ちます。
メジャーなパターンだけでも覚えて、さらにプライスアクションと併用して使用するとエントリー時は非常に効果的なので、
①トレンド反転サインで出やすいチャートパターン
②トレンド継続サインで出やすいチャートパターン
③よくわからないパターンの際の特徴や対策
この3つに分けて解説していきます!
FXトレードで使えるチャートパターン(トレンド転換・継続・ダマシ)18種類を解説!
トレンド転換・継続時に出現しやすいチャートパターンを紹介していきます。
チャートパターンは必ずしも当てはまるわけではなく、実際はダマシの動きも頻繁に起こるので単体では非常に難しいですが、手法やインジ・プライスアクション等と根拠を重ねて併用していくと非常に効果的です。
今回は、
・トレンド転換時に起きやすいチャートパターン
・トレンド継続時に起きやすいチャートパターン
・判断がつきづらいパターンでの対策
これら3つを、図解と合わせて紹介していきます。
①トレンド反転サインで出やすいチャートパターン10種類
トレンドは上昇・下降が存在しますが、必ずどこかで転換します。
『一体どこで反転するんだろう?』と考えると思います。
その判断として、手法やMT4インジケータ・プライスアクション等同様に、
非常に参考になるのがチャートパターンです。
トレンドの転換時に出現しやすいチャートパターンを紹介していきます。
・ヘッドアンドショルダー(別名:H&S・三尊天井とも)
・トリプルトップ
・ダブルトップ
この3つは天井圏では非常にメジャーなチャートパターンです。
長期足の反転ほど、上記のパターンが多いです。
4時間足以上の過去のチャートを見れば、すぐに見つけられると思います。
こちらは天井(トップ)ではなく底(ボトム)のチャートパターンです。
前述の三尊・ダブル・トリプルをそのままひっくり返した形です。
こちらも非常にメジャーなチャートパターンです。
ウェッジ形成もよく見られる形ですが、一旦ウェッジ形成からのトレンド崩れからの~
高値・安値更新できずにずるずると転換していくイメージです。
短期足になればなるほど、ウェッジ形成のトレンド転換は多いです。
V字反転は、重要なネックラインを一気に割ってから戻すパターンに多いです。
V字反転は、ストップロスを巻き込んでから一気に噴き上げるようなチャートになっていることが多いです。
②トレンド継続サインで出やすいチャートパターン8種類
トレンド転換の際と違い、トレンドを更に継続していく形になりやすいチャートパターンを紹介していきます。
ボックス形成は、ブルベア攻防が均衡している時に起きます。
基本的には、もともとのトレンドに沿って動きパターンが多いです。
トレンド発生時に逆の形でのウェッジ形成は、トレンド転換を狙うブルベアの勢いがなくなってきた時に、
一気に元のトレンドに巻き込んでいくイメージです。
三角持合いもブルベアの力が均衡の際に出現しやすいので、基本的にトレンド継続になりやすいです。
更に細かく見ていくともう少しチャートパターンはありますが、上記のメジャーなパターンを覚えておけば、基本的には応用が利くと思います。
③よくわからないチャートパターンの際の特徴や対策
『これはWトップになりそうだな・・』
なんて思っていると、Wトップのパターンになりきれずどっちつかずの形に・・
というケースは実践で動いているチャートを見ていると非常に多いです。
『あっ!これ見たことあるチャートパターンかも!』と思っても、上記のように中途半端になる場合も多いです。
ダブルボトムでのチャートパターン不成立を例にしましたが、ペナント形成でのダマシブレイク等も結構多くあります。
これらの対策は、事前にあらかじめ考えておけばドツボにハマることはないです。
・実際はチャートパターンは不成立になることも多い
・チャートパターン不成立時にどうするかも考えてリスクヘッジを考える
・経験値を積んでリスクと向き合っていく
これらのように、単に飛び乗りでいかないようにヘッジをし、根拠の併用をしていくと効果的です。
チャートパターン+手法・根拠の併用で自分のシナリオを作ることが重要だと思っています
まとめ
実際にメジャーなチャートパターンを頭に入れておくと、役に立つことも多いですし、過去検証をする際も根拠が見えやすくなります。
実際にチャートパターンを活用してトレードを行うには、プライスアクションの知識や自身の手法も考慮していくと、より精度があがります。
『チャートパターンは、根拠の重ね合わせに有効な知識』という認識で覚えておくといいと思います。