今回は、ウォルフ波動理論に関して解説していきます。
管理人が実際にウォルフ波動を知った際は『何それ食えるの?』くらいの知識でした。笑
しかし、実際に定義を調べチャートを見てみると、ウォルフ波動が発見し成立した際のトレードはpips恩恵が非常に大きいので、知識として入れておくと実際のトレードでも役に立つと思いましたので、紹介しておきます。
ウォルフ波動ってなに!?探し方や実際の使い方をMT4チャートで解説!
実際に『ウォルフ波動って何!?』をできるだけ細かく解説していきます。
ウォルフ波動の知識と実際にトレードする際の解説、メリットやデメリットも紹介していきます。
ウォルフ波動とは?定義とパターンを解説
ウォルフ波動は、ビル・ウォルフさんが提唱した波動理論です。
ニュートンの第1法則という物理学の理論に基づき提唱された理論ですが、
相場においても同様に効果があります。
ウォルフ波動理論にはルールがあります。
まずは下図を見てください。
下降ウェッジを形成後に、ウォルフ波動成立で上昇するパターンです。
このウォルフ波動、成立には条件があります。
1. ②は天井である。
2. ③は最初の下落でつけた底である。
3. ①は②の前の底である。③は①の底よりも安くなければならない。
4. ④は③の次に来る天井である。④は①の底よりも高くなけらばならない。
5. トレンドラインを①から③に引くことができる。このラインの延長は⑤からの反転を予測するポイントを示す。
6. ①から④へひかれるライン上が目標価格となる。
上記のように図にするとわかりやすいですが、
実際にパッとチャートを見て条件が成立しているチャートをいきなり見つけるのは結構難しいです(実際に探しました笑)
上昇トレンドからの下落パターンなので、下落トレンド時のウォルフ波動と真逆の動きになります。
普段、チャートを見ているだけではなかなか気づきづらいウォルフ波動ですが、ウォルフ波動をカンタンに見つけるポイントを発見したのでご紹介します!
ウォルフ波動を見つける3つのポイント
ウォルフ波動を見つける3つのポイント
①まずは上昇or下落トレンドが起きているチャートをみつける
②その中でウェッジ(三角持合い)もしくは平行線(フラッグ・チャネル)を見つける
③さらにでウォルフ波動の条件を満たすパターンを見つける
この手順で探していくと、効率よくウォルフは見つけられると思います。
ウォルフは、1分足~日足等の上位足でも見つけることができます。
ボラティリティがあるチャートで探してみると、発見しやすいです。
実際にどうやって使ってトレードするの?MT4チャートで解説
ここでは、実際に管理人がMT4のポンド円4時間足チャートで見つけたウォルフ波動を使用して、エントリーと利食いの説明をします。
下図はポンド円の4時間足のチャートです。
ここでは下落トレンド時のチャートでウォルフ波動を解説していきます。
実体ラインで①、③、⑤の3点が結べるラインで、下降ウェッジ(三角持合い)が形成されています。
そして、他のウォルフ波動成立の条件も成立中。
実際のエントリーに関して
実際にエントリーするのは⑤のポイントです。
ストップは⑤の少し上に置いてショートを入れます。
①⇒④に引いたピンクのラインの利確目標まで到達したら、利食いを入れます。
実際に上記のポンド円4時間足でのトレードでは、約200pipsの獲得になります。これは非常に恩恵が大きいですね!
ウォルフ波動理論のメリット・デメリット
メリット
- エントリーポイント、利食いポイントが明確
- 発見した際の獲得pipsが多い
- 1時間足や4時間足で成立すれば、数百pipsも狙える
デメリット
- 基本的にウェッジやチャネル形成の中での波動なので、出現していても気付きづらい
まとめ
実際にウォルフ波動を使用し勝っているトレーダーは数多く存在します。
少し難易度は高いですが、チャートパターンを覚えておけば要所でのトレードには非常に効果的なものかなと感じました。
特に、1時間足や4時間足でウォルフ波動が出現した場合はpips恩恵が非常に大きいため、
自身のトレードスタイルと複合して使用すればより精度が高いトレードになると思います。
参考になれば幸いです!